減塩でミネラル不足?
減塩でミネラルが不足する?
減塩ブームですが、減塩でミネラルが不足することも確かにあります。
高血圧や脳・血管の病気のために、塩分の取り過ぎを控えている人もいると思いますが、そもそも、塩分の取り過ぎ=塩の取り過ぎとは言えません。
今回は減塩の目的と塩分の取り過ぎと塩の取り過ぎについてです。
減塩の目的
減塩の目的は、病気の原因となる塩の取り過ぎに気を付けて、高血圧や動脈硬化などを防ぐことですが、ここで減らすべき塩とは、子供の時に理科の時間に倣った塩化ナトリウムのことです。
ナトリウムは体にとって必要なミネラルですが、取り過ぎると健康に悪影響を及ぼします。
ナトリウムが増えすぎると体内の水分や血液量が増えすぎる
ナトリウムはカリウムとともに、細胞内外の浸透圧を調節していますが、ナトリウムが増えすぎるとカリウムとのバランスが崩れ、細胞外液量や循環血液量が増えすぎて、血圧が上がってしまいます。そこで、塩に含まれるナトリウムの量を減らすことで、カリウムとのバランスを保ち、浸透圧を保つ必要があるのです。
塩によってはナトリウムを減らすときに、他のミネラルも減らすことになる
ナトリウムの量だけを減らしたいのに、減塩することで、塩によっては、塩に含まれる他のミネラルも減らしてしまうことになります。
塩によってはと書きましたが、塩にも種類があることはご存知だと思います。
塩は大きく分類すると、自然塩と精製塩に分かれます。自然塩には、ナトリウムの他にもミネラルが含まれていますが、精製塩はほとんどナトリウムしか含まれていません。
ですので、自然塩を減塩すると、ミネラルまで減らしてしまい、ミネラル不足が懸念されます。
精製塩と自然塩
精製塩は、海水から電気分解でナトリウムイオンを抽出して、濃い塩水を作り、その後に煮詰めて塩の結晶を作ります。99.5%以上が塩化ナトリウムで食塩とも呼ばれています。価格が安いため、飲食店やインスタント食品、お惣菜など様々なところで使われています。
自然塩は、昔からの製法で作られた塩で、海水を蒸発させたものや岩塩を結晶化させたものなどがあります。塩化ナトリウムのほか、マグネシウム、カリウム、鉄などが含まれています。
美味しい塩をなめると、しょっぱいだけでなく、まろやかで甘い味がするのはミネラルが含まれているからです。
自然塩はミネラル補給に必要
現代人はミネラル不足と言われていますが、減塩で自然塩まで過剰に減らしてしまうと自然塩に含まれるミネラルまで摂取できなくなり、ミネラルも不足する恐れがあります
汗をかいたときなどに水分補給とともに、塩分補給もすることが大切ですが、ミネラルも一緒に出ていくので、天然塩で塩分補給するといいかもしれません。
効率良く減塩する方法
効率良く、ミネラルも減らさずに減塩するためには、単に塩を減らすばかりでなく、塩の種類や摂取方法を変える必要があります。
・精製塩を使っているなら、自然塩に変える
・外食を減らし、既成のお菓子やお惣菜を控える
などすればいいでしょう。
減塩は本当に必要か?
減塩や塩について調べているうちに、減塩は高血圧に効果がある、ないの意見や、減塩は逆に体に悪いとの意見などが交差していました。
高血圧にも種類があり、減塩効果があるものとないものもあるようです。
高血圧や塩についてわかりやすく書かれたお医者さんのサイトがありましたので、ご紹介します。
現代人はナトリウムの取り過ぎ
現代の食生活では、外食で使われている塩や、スーパーで売っているハムなどの食材や惣菜などを考えるとナトリウムは取り過ぎ傾向にあるようです。
ナトリウム過剰な状態を防ぐために、塩を選んだり、カリウムなどのミネラルの補給が必要になってきています。
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