ミネラルは体内では生成できない?
ミネラルは体内で生成できない?
ミネラルは体内では生成できません。
なぜでしょうか?ミネラルは元素だからです。
ミネラルは地上ではっきり存在がわかっている118の元素のうち、窒素、酸素、水素、炭素を除いた114がミネラルです。ということは、ミネラルは元素ということになります。「元素はあらゆる物質を作っている基本の成分」ですので、分子とは異なり、何かを組み合わせて作られたものではありません。
ですので、体内でいくら化学反応を起こしたところで、ミネラルは作ることはできないのです。
ところで、ミネラルは「鉱物」という意味ですので、金属ですが、塩素、ヨウ素、フッ素などの非金属元素も含まれることから、無機物とも呼ばれています。
ミネラルは固体のままだと体内で利用できないので、体内では溶けた状態、つまり、イオンとして存在しています。そして、体の中の様々な化学反応をがスムーズに行われるように助けています。つまり、代謝や生理作用、成長には欠かせません。
ほとんどのビタミンも体内で合成することはできない
紫外線によって体内で生成できるビタミンDを除く、ビタミンも体内で合成することはできませんが、ビタミンは元素単体ではなく、化合物になります。
ビタミンもミネラルも体内では作られない微量栄養素ですが、人間の体が健康でいられるためにはなくてはならない存在です。
☆「ミネラルの重要性」ではもう少し詳しくミネラルについて書いていますので、参考にしてください。