活性酸素とフルボ酸の抗酸化効果

フルボ酸は抗酸化作用で活性酸素をは除去する働きがあります。

活性酸素が体内で増えすぎると、細胞や遺伝子を傷つけたりすることで、がんや心臓疾患、生活習慣病などさまざまな病気を引き起こしたり、老化の原因となってしまいます。　

活性酸素を除去するために有効な食物やサプリメントがありますが、フルボ酸は効果的に活性酸素を除去する作用があります。

 

活性酸素とは

活性酸素とは、文字通り通常の状態の酸素より活性化した酸素です。悪いイメージが強いようですが、免疫機能や感染防止のための役割があります。

この活性酸素のおかげで体内に侵入してきた細菌やウイルスを退治できます。

風邪のウイルスが体内に侵入すると、白血球がウイルスの侵入を防御しますが、このウイルスの働きを高めるのが活性酸素なのです。

しかし、活性酸素が増えすぎると、正常な細胞まで攻撃して、細胞や遺伝子を傷つけて、生活習慣病などを引き起こします。

 

体の抗酸化機能

体には活性化酸素が増えすぎないように、抗酸化防御機能が備わっており、活性酸素が増えすぎないように防御したり、活性酸素によって受けたダメージを修復しようとしたりします。

これも体のホメオスタシスの働きの一つです。

増えすぎた活性酸素を除去する働きをするのが、スーパーオキシドジムターゼ（SOD）・カタラーゼ・グルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素です。

 

現代の生活は活性酸素が増えすぎになりすい

活性酸素が増えすぎる原因は、大気汚染物質・放射線・紫外線・食品添加物・農薬・ストレス・お酒の飲みすぎなどがあります。

現代人はこういった活性酸素が大量に発生する環境にあるので、活性酸素が増えすぎた結果、がんなどの生活習慣病にかかりやすくなっています。

生活習慣病の約85％は活性酸素によって引き起こされているとも言われています。

 

フルボ酸は抗酸化酵素が働くために必須のミネラルを含んでいる

フルボ酸には、70種類以上のミネラルが含まれており、その中にはSODが働くために必要な亜鉛・マンガン・銅や、カタラーゼ・グルタチオンペルオキシダーゼの働きに必要な鉄やセレンがバランス良く含まれています。

ミネラルは互いに相互作用しているので、亜鉛がいいからと言って亜鉛ばかり取っていると、ミネラルバランスが崩れて不調を起こす可能性がありますが、フルボ酸のミネラルはバランス良く含まれていて、吸収も良く、取り過ぎた分は排泄されるので、ミネラル補給には最適です。