ホメオスタシス聞いたことがありますか?
ホメオスタシスって何?
アメリカの生理学者W.B.キャノンという人が提唱した概念で,外部環境がどのように変化しても,体の状態を一定に保とうとする機能のことです。日本語では「恒常性」と言われます。例えば,暑くなると汗をかいて体温を下げようとしたり,病原菌が侵入すると白血球が増加して病原菌を退治しようとしたり,何かを食べると血糖値が上がって,血糖値が上がれば血糖値を下げようとインシュリンが分泌されるなどです。人間はホメオスタシスの働きがなければ生命を維持することができません。
ホメオスタシスの3つの機能
ホメオスタシスは,自律神経系,内分泌系,免疫系の相互作用によって保たれています。
①自律神経系
自律神経系には2つあり,一つが交換神経で,もう一つが副交感神経です。交感神経は活動しているときに働き,副交感神経はリラックスしているときに働いています。心拍でいうと,交感神経は心拍数を増加させ,副交感神経は心拍数を減少させます。アドレナリンが出ているとかいうことを聞いたことがあるかもしれませんが,交感神経が働くときにアドレナリンが分泌されます。
神経系は素早く伝達が行われます。
②内分泌系
内分泌系は体の状態を一定に保つために,ホルモンが分泌されて調節が行われます。伝達はゆっくりとしていますが,長期間にわたって影響を及ぼすことができます。
③免疫系
ウィルスや細菌などが侵入すると,T細胞やマクロファージなどの免疫細胞が働き,病気やケガから体を守ろうとします。
この①②③の機能は密接に関わって相互作用することで,ホメオスタシスを保ちます。
自律神経系の交感神経と副交感神経がバランスよく機能し,ホルモンが正常に分泌し,免疫力が高まっているときに人の健康でいることができるのです。
様々なところでホメオスタシスが影響している
ホメオスタシスは様々なところで影響しています。例えば,ダイエットをするとリバウンドすることが良くありますね。これは体重が変化したのでホメオスタシスによって,元の状態を保とうとする作用が起きるからです。また,6時に起きて勉強をしようと決めたときに,夜更かしをしてしてしまい起きられなかったり,朝疲れが取れなくて起きられなかったりなど,今までのコンフォートゾーンを保ち続けようとするなんてこともあります。何か新しいことを始めると病気になったりなどもホメオスタシスによって妨げられていることもあるようです。
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