frola-minerals 近年平均寿命が延びて長生きする人が増えてきました。いつまでも健康で元気に過ごすためにはデトックスや栄養が必要だということは多くの人が思っていますが、いざどうすればとなるとなかなか難しいものです。当店では栄養の基礎となる人気が高く高品質で吸収の良いミネラルの販売と、健康維持のためにおすすめ情報の発信なども行っております。

砂糖は万病の元ー糖質制限の前に白砂糖の制限を ①糖質による体への悪影響

  • 砂糖の害ー糖質制限の前に白砂糖の制限を①

  • 最近、糖質制限のお菓子や食品をスーパーやコンビニでよく見かけるようになりました。
  • 糖質は体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると体に様々な悪影響を与え、糖尿病を初めとするあらゆる病気の原因になるので、糖質を控えることで健康を保ちましょうということです。
  •  

糖質制限というと白ご飯やパンなどの炭水化物も含む食全体の制限となってきますが、その前に砂糖特に白砂糖をたくさん含む食べ物を制限することから始めるだけでも、体調に変化が見られる場合もあります。

 

では、砂糖も糖質ですが、砂糖以外の糖質を含めた糖質全体の体への影響はどのように違うのでしょうか?

 

ここでは糖質と砂糖の健康への影響、砂糖、糖類、糖質、炭水化物の違い、糖類の種類、砂糖・糖質の制限についてなどをシリーズで書いてみます。

 

第1回目は、糖質による健康への影響です。

 

 

糖質取りすぎによるによる健康への悪影響

 

糖化

特に最近よく言われているのが、糖化による害です。糖化とは、糖とタンパク質が結び付いてメイラード反応を起こし、体が糖化して、AGEs(最終糖化産物)が体のあちこちにできて、骨・血管・皮膚などを老化させ、あらゆる病気の原因となると言われています。砂糖のによる病気の一番の原因は糖かによるAGEの増加です。糖化について詳しくはこちら

 

ビタミンB不足

砂糖を分解するときにビタミンBが必要となるため、たくさん砂糖を摂るとビタミンB不足になってしまいます。

砂糖の会社のHPなどでは、砂糖によってビタミンBが壊されるとか奪われるとかいうことはないと書かれていますが、ビタミンが壊されたリ、奪われるというのではなく、糖を体のエネルギーとして使うときにビタミンB1がたくさん必要になるので、砂糖をたくさん摂るとビタミン1不足になり、肥満や疲れ、動悸・息切れなどの原因となります。

 

骨の老化

砂糖を初め糖質の摂りすぎで血糖値が高い状態続くと糖化が起こり、AGEが生成されることで、骨の老化が起きて、骨がスカスカになってしまいます。

 

ガン

脂肪細胞が多いとガンのリスクが高くなると言われています。糖質をたくさん摂ると、インスリンが多量に分泌され、血中の糖質を脂肪に変えて体にため込んでしまいます。

また、ガン細胞は健康な細胞に比べて、3-5倍の糖質を必要としていることが、砂糖はガンのエサになると言われる理由です。

 

心の健康・砂糖依存症

疲れているときやストレスがあるときには甘いものが欲しくなりますが、甘いものは、セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質を分泌させる作用があります。これらの物質は幸福感や癒しを与えてくれます。

これらの癒しはストレス解消に大切ですが、「糖質を摂ると幸せになる」と脳が勘違いして、砂糖依存症になってしまいます。そうなると糖質の摂りすぎで、ビタミンB1不足や低血糖状態に陥り、うつ状態や怒りっぽい、イライラする、落ち込みやすいなどの症状が出ることがあります。

 

白砂糖の害で検索すると、「イギリスのジョン・ワトキンス博士が『この世から白砂糖をなくしたら、精神病はすべてなくなる』と断言している」という言葉がたくさん見つかるので、ジョン・ワトキンス博士とはどんな博士なのかと調べてみましたが、残念ながら、アメリカの心理学者ジョン・G・ワトキンスしか見つかりませんでした。

断食・小食療法で難病治療に成果を上げたことで知られている甲田光雄先生が1972年に出版された「白砂糖の害は恐ろしい ーこれを防ぐためにー」の中では、ジョン・ユドキンという人が書いた文献が参考文献として挙げられいます。このジョン・ユドキン博士は、1957年頃から砂糖の危険性について述べていて、著書「Pure, White and Deadly」の中で、「肥満や心臓病を引き起こす犯人は砂糖であり、食べ物に含まれる脂肪分は、これらの病気と何の関係はない」と言っています。

ユドキン博士についてネット上の検索では、「この世から白砂糖をなくしたら、精神病はすべてなくなる」はユドキン博士の言葉としては見つかりませんでしたが、著書の中で見つかるかもしれません。

恐らく、イギリスのジョン・ワトキンス博士というのは、イギリスのジョン・ワトキンス博士のことだと思います。

 

中性脂肪の増加

糖分を摂ると血糖値が上がり、すい臓からインスリンが分泌され、血中のブドウ糖を筋肉などに取り込んでエネルギー源にします。さらに、余ったブドウ糖は肝臓や中性脂肪に変えて貯蓄されます。

糖分を摂りすぎるとブドウ糖がたくさん余って、中性脂肪が増えることになります。中性脂肪が増えるとLDLコレステロール(悪玉)が増え、HDLコレステロール(善玉)が減りやすくなることがわかっています。そうなると、動脈硬化が進行します。

 

白内障

糖分を多く摂る人は白内障に比較的若いうちから白内障になりやすいことがわかっています。

これも、糖化によるAGEが関係していて、目の水晶体の大部分を構成するクリスタリンにAGEが溜まると、水晶体の濁りの原因となります。

AGEsのモディフィケーションの中で、コラーゲン繊維は大きな影響を受けます。コラーゲン同士をつないでいる架橋は、コラーゲン繊維の弾力と強度に重要な役割りを果たしていますが、AGEによって悪架橋がかけられると、コラーゲン繊維の弾力と強度が低下し、コラーゲン繊維が老化してしまいます。

クリスタリンもタンパク質の一種で、AGEが架橋を作ると、水晶体が濁り、白内障を進行させることになります。

 

妊婦への影響

妊娠中は、「胎盤から出るホルモンの働きでインスリンの働きが抑えられ、また胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、血糖値が上がりやすくなります。」(「妊娠と糖尿病」国立研究開発法人 国立成育医療研究センター)そのため、妊娠中に妊婦糖尿病になるおそれがあります。

妊婦糖尿病になると、帝王切開率の上昇・妊婦高血圧症候群・流産・早産・羊水過多・感染症・血管障害・子宮内胎児脂肪・新生児低血糖・先天奇形などの影響があります。

 

糖質による健康への悪影響は、AGEによるものが多いようです。AGEは最近よく言われるようになりましたが、牧田AGEクリニックの牧田先生がAGEについては有名です。

牧田先生の「AGEとは」も参考にしてみてください。

 

次回は「白砂糖の害」についてです。

 

コメントは受け付けていません。

特集

frola-minerals 近年平均寿命が延びて長生きする人が増えてきました。いつまでも健康で元気に過ごすためにはデトックスや栄養が必要だということは多くの人が思っていますが、いざどうすればとなるとなかなか難しいものです。当店では栄養の基礎となる人気が高く高品質で吸収の良いミネラルの販売と、健康維持のためにおすすめ情報の発信なども行っております。

〒651-1513
兵庫県神戸市北区鹿の子台北町2-7-16 102