農薬とデトックス―身の回りには有害な物質がたくさん!どうすればデトックスできる?
農薬のデトックス方法
健康のために野菜や果物はたくさん食べたいですが、農薬も一緒に体に入ってくるから心配、特に子どもに良くないのではと心配な人も多いと思います。
特に、ネオニコチノイド系農薬のヒトへの影響、特に子どもの脳の発達への影響が懸念されるようになってきました。なるべくネオニコチノイド系農薬をはじめ、農薬や有害物質のないものを食べたいものですが、ちゃんとした無農薬野菜は普通にスーパーや近くのお店では手に入りにくいし、外食・惣菜・野菜ジュースなどの飲料・レトルト食品・スイーツの果物など農薬や添加物などの有害物質をすべて排除するのは普通に生活をしていたら不可能に近いかもしれません。
となるとやはりデトックスするしかありません。
デトックス方法は大きく2つあります。
1つは、やはり、なるべく有害物質を体に入れない方法です。
もう1つは、体に溜まってしまった農薬などの有害物質を体外に排出する方法です。
まずは、食べ物をはじめ、体に溜まっていく有害物質についてと、それからそれらを出すデトックス方法について紹介します。
体に入ってくる有害物質
私たちの身の回りは、体に有害なものであふれています。
健康を害する恐れのある有害物質は口だけでなく、いろいろなところから入ってきます。
食べ物
最初に思いつくのは口から入ってくる食べものです。
口からは、農薬をはじめ、添加物・保存料・着色料などさまざまな有害物質が入ってきます。
すべて悪いわけではなく、ある程度なら大丈夫と思われているものもありますが、蓄積すると体調不良や病気、脳への影響を及ぼすものも少なくありません。
農薬
農薬については、最近では農薬は健康によくないというイメージが強くなり、無農薬や減農薬農産物を好む人も増えています。
農林水産省や農業工業会などは、使用される農薬について、人体への影響・残留性・食べ続けた場合の健康への影響・胎児への影響などを研究した上で、使用して良い農薬・基準値を定めているので、健康を害することはないと言っています。
一方で、農薬が使われ始めてから、安全だとして大量に使われていた農薬が人体に悪影響があることが後からわかって、使用禁止になり、新しい農薬が使われるようになるという繰り返しが起きています。
また、脳神経科学を研究され、発達障害についても多数書物を書かれている黒田洋一郎先生は、農薬の人体への影響、特に脳神経の影響を懸念され、多くの情報を科学に基づいて発しておられます。
(黒田先生によると、インターネット上では、「健康と安全」、環境汚染についての多くの情報がありますが、科学的データに基づく情報はほとんどなく、あってもわかりにくい専門用語のままの発信だったりするので、黒田先生のサイトでは、科学的根拠と客観性を持った情報がわかりやすく提供しているということです。)
その中で、日本でも最も多く使われている有機リン酸系の農薬は、詳しい毒性のメカニズムはわからないとしながらも、うつ病や精神疾患、化学物質過敏症との関わりが専門家から指摘されていること、低量でも、子どものIQの低下、脳の発達やADHDに影響を及ぼすという研究報告が増えていることが指摘されています。
黒田先生のHP:「脳環境神経科学情報センター」
☆手軽に手に入る食べ物で完全に安全なものを手に入れるのは至難の業と言えるかもしれません。
日用品
体に悪いものと言えば、食べ物を思い浮かべる人が多いと思いますが、毎日使う日用品、例えば、シャンプー・リンス・ボディソープ、洗濯洗剤・台所洗剤など洗剤、最近なら、コロナ対策で使われている様々な消毒液にも有害物質が含まれていることがあります。
こちらも化学物質の毒性についての研究からの膨大なデータにより、皮膚や健康に対して毒性はないとする科学者がいる一方で、皮膚から入る有害物質は口から入る有害物質より、体に悪影響を与えると言う研究者もいます。
最近化学物質無添加商品が増え、実際に天然のものや化学物質が少ないものを使うことによって主婦性湿疹(主婦の洗剤によるひどい手荒れ)やアトピーの症状が軽減したという人もいるので、やはり有害化学物質を含む日用品は身の回りに多くあるということでしょう。
電磁波
電子レンジ・携帯電話・電化製品から発している電磁波も体の不調の原因になると言われています。
こちらも、総務省をはじめ、一定量の電磁波を浴びても健康に影響はないとする科学者が主流である一方、まだ未知の部分も多いが、健康への影響を懸念して、その影響についての研究報告をしている科学者もいます。
電磁波やマイクロ波によって、めまい、ふらつき、頭痛などの症状が現れるという報告もあります。
農薬をはじめ有害物質をなるべく体に入れない
身の回りにある有害物質を挙げるときりがありません。
このようにたくさんの有害物質に囲まれて生活しているので、近年原因不明の不調や現代医学では明確にならない体への影響があります。
体に毒を入れないデトックスでは、これらを少しでも体に入れないことが大切です。
農薬に関しては、無農薬有機栽培や肥料も使わない自然栽培の農作物が理想的ですが、コストもかかりますし、入手困難なこともあります。
厳密にやり過ぎて続かなければ元に戻ってしまうので、できる範囲で始めることも大切です。
例えば、減農薬の農作物やネオニコ不使用と書かれた農作物を入手するだけでも、積み重なれば体に溜まる毒の量も減少します。
シャンプーや化粧品、洗剤もできるだけオーガニックや安全な原材料でできている製品を選ぶことが大切です
溜まった毒を体外に出す
身の回りにたくさん存在する有害物質に毎日さらされているので、すでに体内にたまっています。
もう一つのデトックス方法の体内に溜まった毒を出す方法は様々です。
・腸内環境を整える。
第二の脳と呼ばれる腸内環境を整えることで、便通も良くなり、代謝も上がります。すると毒素が排出しやすくなります。また、腸内環境が良くなると免疫力もアップします。
腸内環境を整えるには、発酵食物や食物繊維を取るなど腸に良い食べ物を積極的に食べたり、サプリメントを使ったりします。
こちらの記事もご覧ください→「免疫力を高める腸活」
・半身浴やサウナで汗をかいてデトックスする方法。
・リンパの流れを良くして、老廃物が溜まらないようにする。
・定期的にファスティング(断食)をする。断食といっても、飲まず食わずではなく、水分とミネラルや酵素を摂ります。空腹状態でいることは、胃腸をリセットできるし、デトックスにも効果的。さらに、ミネラルや酵素を摂ることで毒素を排出しやすくします。
体感・効果
食物繊維や抗酸化効果のある食べ物を食べてデトックスする場合、体感を実感したいなら、添加物や砂糖、カフェイン・アルコール等を控え、有害化学物質を含まない日用品に変える方が実感しやすいです。
ファスティングは慣れない間は空腹感を感じますが、慣れてくると意外に空腹感や疲労感はありません。肌もきれいになり、味覚もリセットされます。
海外でのことですが、1か月ほど便通がなかった子どもが便秘解消できた唯一の方法はファスティングだったという話もあります。
ファスティングは最もデトックスを感じられる方法だと思います。
抗酸化サプリメントや腸内環境を整える健康食品を使って解毒する方法もあります。
ミネラルも抗酸化作用があり、代謝を活発にする酵素はミネラルによって活発に働くことができるので、デトックスに効果的です。
☆フルボ酸のデトックス効果についてはこちらをご覧ください。
関連情報
オーガニック植物ミネラルの専門店|frola-minerals
近年平均寿命が延びて長生きする人が増えてきました。
いつまでも健康で元気に過ごすためにはデトックスや栄養が必要だということは多くの人が思っていますが、
いざどうすればとなるとなかなか難しいものです。
当店では栄養の基礎となる人気が高く高品質で吸収の良いミネラルの販売と、
健康維持のためにおすすめ情報の発信なども行っております。
屋号 | frola-minerals |
---|---|
住所 |
〒651-1513 兵庫県神戸市北区鹿の子台北町2-7-16 102 |
電話番号 | |
営業時間 |
9時〜18時 定休日:日曜日 |
代表者名 | 神蔵 操 (カミクラ ミサオ) |
info@frola-minerals.com |