コロナウィルスの予防と免疫力

 

コロナウィルスが猛威を振るっていて不安を感じて生活している人も多いと思います。イベントが中止され，外出を控える人も増えていますが，仕事をしていると電車やバスに乗ると感染するリスクが増えるからと言って休むわけにもいきません。マスクや手洗い，うがい，アルコールなどで消毒する，室内温度・湿度を適度に上げる，手で目鼻口を触らない，など予防が大切です。

このようなウィルスが入らないように，ウィルスを殺す予防も大切ですが，免疫力をつけることも非常に重要です。今回はコロナウィルスから体を守る免疫力についてです。

 

免疫力とは？

 

よく免疫が落ちてるという、ことを耳にしますが、そういうとき体が疲れていたり、寝不足をしていたり、女性なら月経のときが多いようです。

免疫とは、体に入って来たウイルスや細菌などの異物を察知して、異物を攻撃して体が戦うことです。体の中にはそれぞれ役割を持った免疫細胞が存在します。異物が侵入してこないかパトロールしている樹状細胞、攻撃するT細胞などです。

パトロール隊の樹状細胞は大変重要で、この樹状細胞を活性化させたりする免疫療法があるようです。

免疫システムはとても精巧で、免疫システムがしっかり働いてると病気になりにくい体になります。逆に免疫システムが十分に働けない状態だと，体に侵入したウィルスや細菌を体が退治する力が弱るので，病気にかかりやすくなったり，病気が長引いたりします。

 

免疫を高めるには？

 

基本は，ストレスをためない，質の良い十分な睡眠を取る，バランスの良い食事を取る，自律神経を整えることが大切です。また，免疫細胞の約70％が腸内に存在するので，腸内環境を整えることや，免疫力を低下させる食品添加物を取らないように気を付けることでも免疫力を上げることができます。スーパーやコンビニの惣菜など添加物の多い食事を取ることが多い人はデトックスをすることもおすすめです。

シャワーではなくお風呂に入ることも免疫力アップに効果的だそうです。

コロナウイルスの影響で外に出る機会が減っている人もいるかもしれませんが，たまには人混みから離れてリラックスして食生活を見直してみるのもいいかもしれません。