生命力のある食べ物とは？

生命力のある者とは、生きた食べ物、加工していない、自然の恵みをたくさん受けた食べ物です。

食べ物が生きているとはどういうことでしょうか？

 

私たちは、植物にしても、動物にしても、生命あるものを食べて生きています。動物は植物を食べて生きていますが、植物は大地の恵みを吸収して生きています。そして、元気な植物は力もあり、エネルギーに満ち溢れています。

 

生命力のある野菜

生命力のある野菜とは、生きている野菜、放置しておくと芽が出てきて生命を生み出すことができる野菜です。

スーパーなどで売られているジャガイモや玉ねぎは、芽が出ないように薬品で処理されているものが多いようです。

 

私はあることをきっかけに、有機野菜や天然の魚を食べるようになりましたが、無農薬や有機野菜でも、味も色も全然違うと感じます。何が違うのかなと調べているうちに、自らも自然栽培をしながら、いろいろな元気な農産物を販売しているお店の店主の日記のようなところから、売ってほしいと持ってこられる野菜は自然栽培や有機野菜でも、残留農薬があったり、生命力のないものがほとんどだと書かれているのを見つけました。

 

確かに、私が購入している無肥料・無農薬の野菜は、ニンジンもじゃがいもも玉ねぎも、スーパーで売っているものと同じ野菜かと思うほど味が違い、ゴボウは生で食べてもアクがなく、有機栽培のゴボウでも嫌がる娘が生で食べるのを楽しみにするくらいです。子供が野菜嫌いになるのは、野菜が悪いのではなく、子供は本来の野菜の味を知らないのではないかと思うほどです。

 

これらの野菜からは生命力が感じられます。実際、野菜たちは冷蔵庫の野菜室でも芽を出してしまうので、通常の冷蔵室に入れなければならなく、うちの冷蔵庫はジャガイモやニンジンでいっぱいということが多いです。

これだけ味も生命力も違うなら、きっと栄養価も違うのだろうと思います。

 

また、当店で販売しているフルボ酸ことヒューミックシェールのミネラルについて、科学的な解釈で書かれた本「ヒューミックシェールを科学する」（山城眞著）の中で、ピーマンの栽培と放置実験のおもしろい結果がありました。

 

以下が実験の概要です。

 

同じ場所で、同じ水分コントロールをしながら2つのグループのピーマンを栽培する。

A群は、魚のあらの発酵肥料にミネラル水を添加したゆうき肥料で栽培、B群は、化学肥料によってマニュアル化された方法によって栽培される。

 

その後、A、B群のピーマンともに同じ日に収穫し、同じ場所に放置して鮮度の変化を観察する。

 

化学肥料で栽培されたB群のは、早く鮮度を失い、1か月後には真っ赤なピーマンになってしまうが、ミネラル水を含む有機肥料で栽培されたA群のピーマンは、1か月後は赤味がかっている程度。

 

筆者の山城先生は、A群の有機栽培のピーマンには生命力があるとしてきされ指摘されていました。

そして、生命力のある食べ物を食べ続けた子供と、そうでない子供は、当然体の持つ抵抗力に差が出るはずだと言われていました。

 

生命力のある野菜を栽培するには土壌が大切だと言われています。有機「JAS」では「土づくり」を一番大切にしているそうです。

良い土壌には、ミネラル等の栄養素がたくさん含まれています。

 

発酵食品

最近、発酵食品が注目されていますが、発酵食品も生きた食べ物です。

発酵食品は、納豆菌、麹菌、乳酸菌、酵母菌などの有用菌によって発酵されています。

 

味噌も発酵食品ですが、生きている味噌は発酵が進むので、冷蔵庫で売られていたり、パッケージに息ができるように穴が開いていたりします。

 

精製されていない食べ物

砂糖や塩、米は、精製されて白くなって食べることが多いですが、精製される前の自然の状態に近い方が栄養価も高く、自然の状態の食べ物として、生きた食べ物と言えます。

実際、玄米は水につけておくと、適切な温度なら発芽します。

 

塩

塩分の取り過ぎが指摘されることが多いですが、ミネラルがたっぷり入った自然の塩を使うなら、塩味だけでない味を楽しむことができ、ミネラルも摂取できます。

 

食品としてのヒューミックシェールのフルボ酸

当店で販売しているヒューミックシェールのフルボ酸は、古代に大繁殖していた植物が倒れて、長い年月をかけて微生物によって発酵された発酵食品と言えます。

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まとめ

私たちは科学、文明の発達のおかげで便利になり、たくさんの恩恵を受けています。一方で、自然からの恵みを受けることが少なくなっているかもしれません。

 

最近、医療や科学がこんなに発達していても、コロナウイルスに大きな不安と恐怖、影響を受けて、自分自身の体を強め、生活について見直す必要があるのではないかと感じております。

 

食べ物についてもその一つで、自然からの恵みを受けた食べ物をできるだけ取って、さまざまな病原菌に負けない体を作ることが大切なのではないでしょうか。