白砂糖が怖い理由

白砂糖が怖いと言われる主な理由は食べた後の吸収が早いため、血糖値の上昇が早くなるからです。

なぜ、吸収が早いかというと、①果糖とブドウ糖からなる二糖類のため　②精製されているから　⓷食物繊維を含まないから

といった理由が挙げられます。

 

①果糖とブドウ糖からなる二糖類のため

 

果糖とブドウ糖からなる二糖類は果糖とブドウ糖といった分子の小さい単糖に分解されるため、速やかに吸収されます。そのため、白砂糖を摂ると血糖値が上昇しやすくなります。

 

 

②精製されているから

砂糖は製造過程で、何度も煮詰めたり、ろ過したりして、真っ白な白砂糖が出来上がります。（「お砂糖」の作り方　パールエースホームページ参照）確かに手がかかっているだけ、おいしいのだと思います。

その過程で、原料のサトウキビやてんさいに含まれていたビタミンやミネラルはなくなってしまいます。砂糖がエネルギーに変えられるときにはビタミンB1 が必要ですが、ビタミンを全く含まない白砂糖はビタミンをますます消費することになってしまいます。

 

⓷食物繊維を含まないから

食物繊維を含んでいると糖質を摂ったときに血糖値が上がりにくくなりますが、白砂糖には食物繊維が全く含まれていないので、白砂糖を食べると血糖値が急激に上昇することになります。

 

糖分の吸収のされやすさを表す数値GI値で白砂糖は？

 

白砂糖　１０９

三温糖　１０８

黒砂糖　　９９

水あめ　　９３

はちみつ　88-40

甜菜糖　　６５

ココナッツシュガー　３５

 

GI値が低ければ低いほど、糖分が吸収がされにくくなります。

 

まとめ

白砂糖の恐ろしさについて、シリーズでお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか？

砂糖は添加物や農薬のように、怖いというイメージはないだけに、子供たちや大人も、ダイエットや糖尿病などで制限をするくらいになっています。ですが、よく調べていくうちに、砂糖が万病の元になっていることがわかってきます。

何か不調がある、健康を意識しているのでしたら、一度どれだけ普段の生活の中で糖質を摂っているかを見直してみてはいかがでしょうか？