さんまに含まれるミネラル

前回は夏バテに良い食材についてのお話でしたが、その食材に含まれるミネラルの種類について書いてみたいと思います。

今回はさんまに含まれるミネラルです。

 

さんまには、悪玉コレステロールを減らし、脳細胞を活発化するDHAや血液をサラサラにするEPAなどのオメガ3脂肪酸やビタミB12やビタミンAなど、多くの栄養素が豊富に含まれていることはよく知られていますが、今回はサンマに含まれるミネラルについてです。

サンマには、鉄・リン・カルシウム・カリウムなどのミネラルが含まれます。

 

鉄

鉄は体中に酸素を運ぶ酸素の運び屋です。鉄が不足すると貧血になるというイメージが強いですが、そのほかにも、免疫機能が低下したり、脳の酸素不足・髪や肌に悪影響・精神不安定など様々な不調が現れます。

鉄は、貧血や倦怠感の解消に効果的です。

鉄の働きについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

リン

リンは骨や歯を形成し、細胞膜の成分や核酸を構成する成分ともなっています。また、エネルギーの生産や運搬にも関わっています。

リンは現在の食生活では、過剰に摂取することがあっても、不足することはないと言われています。

リンの働きについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

カルシウム

カルシウムは、骨の形成に必要だということはよく知られていますが、ほかにも神経の伝達・筋肉の収縮・血液の凝固などの働きがあります。神経を安定させるので、ストレスを緩和させます。

サンマにはカルシウムの吸収を良くするビタミンDも多く含まれているので、カルシウムを効率よく摂取できます。

カルシウムについて詳しくはこちらをご覧ください。

 

カリウム

カリウムは、そのほとんどが細胞内に存在し、細胞外に存在するナトリウムと相互作用しながら、体の浸透圧を調整します。

塩分に多く含まれるナトリウムは過剰摂取になりがちですが、カリウムはナトリウムを排出する作用があります。

つまり、塩分の取りすぎを調整するので、高血圧予防に効果的と言われています。

カリウムについて詳しくはこちらをご覧ください。