ミネラル不足とミネラルバランスの崩れ―フルボ酸で解消
日本人の多くがミネラル不足 足りていると思っていてもミネラルバランスの崩れが心配
疲れが取れない、なんとなく調子が悪いなどの体の不調はミネラル不足が原因かもしれません。現在、日本人の多くがミネラル不足と言われています。
ミネラルは体内では微量ですが、その役割は重要で、ミネラルが不足すると様々な不調を引き起こします。
近年、ビタミン不足に続いて、ミネラル不足も認識されるようになってきたので、気をつけてミネラルを摂取している人もいる増えていますが、摂り過ぎてミネラルバランスを崩すと体に悪影響となってしまいます。
そもそもミネラルって何?
ミネラルとは、「生体を構成する主要な4元素(酸素・炭素・水素・窒素)以外のものの総称で無機質とも言います。」(「e-ヘルスネット ミネラル」厚生労働省)
ミネラルが体内で占める割合はたった4%ですが、その働きは非常に重要です。
体内の4%のミネラルのうち、3%は主要ミネラル(多量ミネラル)で、残りの1%が微量ミネラルになります。
体に必須なミネラルは必須ミネラルと呼ばれ、厚生労働省で認定されているのは16種類ですが、実際には60種類以上のミネラルが体に必要だと言われています。
主要ミネラルは、ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・硫黄・塩素の7種類、微量ミネラルは、鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト・クロムの9種類です。
ミネラルの働き
主なミネラルの働きを上げてみます。
カルシウム
骨や歯を形成するカルシウムもミネラルの一つで、日本人が最も不足しているミネラルです。
不足すると、骨粗しょう症、骨が折れやすい、イライラするなどの症状が現れます。
カルシウムについて詳しくは、「各種ミネラルの役割⑰ーカルシウムCa 骨だけでなく脳や筋肉の働きに大きな影響!」「カルシウムの摂り過ぎは危険?」を参照してください。
マグネシウム
マグネシウムも不足しがちなミネラルです。マグネシウムはカルシウムとともに骨の形成や代謝,筋肉の収縮に重要な役割があります。
また、300種類もの酵素の働きを助けます。
不足すると、血管が細くなり、高血圧、心筋梗塞、狭心症などの原因となります。
詳しくは、「各種ミネラルの役割―マグネシウム」をご覧ください。
亜鉛
亜鉛不足も最近よく摂り上げられますが、多くの酵素の働きを助ける補酵素として,細胞分裂,タンパク質の合成,免疫力アップ,性ホルモンの合成など多くの働きをします。
詳しくは、「各種ミネラルの役割―亜鉛」をご覧ください。
鉄
鉄は体内に酸素を運びます。不足すると貧血を引き起こします。
詳しくは、「各種ミネラルの役割―鉄」をご覧ください。
ミネラル不足の原因
ミネラル不足の主な原因は、食生活の変化、化学肥料や農薬の使用による土壌のミネラル不足による農産物のミネラル不足、加工食品の摂取の増加などです。
食生活の変化
従来の日本の食生活から欧米化したことによって、小魚や豆腐などを摂る機会が減ったことに加え、パンやおにぎり、ファーストフードで食事を済ませてしまうことで、ミネラルなど栄養素を十分に摂れなくなってきています。
化学肥料や農薬の使用による野菜のミネラル不足
一般的に使われているカリウム・リン酸・窒素を使った化学肥料は、作物は良く育ちますが、カリウム・リン酸・窒素以外のミネラルが不足するので、作物のミネラルも不足します。ホウレンソウに含まれる鉄分の量は、1950年頃に比べて15%程になっています。
加工食品の増加
惣菜や加工食品がよく使われるようになりましたが、加工食品や水煮野菜などは加工過程でミネラルが失われてしまうので、惣菜や加工食品をよく食べているとミネラル不足になります。
ミネラル不足だけでなく、ミネラルバランスが崩れている
現代人はミネラル不足だけでなく、ミネラルバランスも崩れています。
駄菓子やインスタント食品、ラーメンなどを多く食べると、塩分の摂り過ぎからナトリウムが過剰摂取になってしまいます。
また、カルシウムや亜鉛などがいいからと言って、単体ミネラルサプリメントの摂り過ぎると、ミネラルバランスの崩れてしまい、代謝や吸収がうまくできなくなり、体調不良になってしまいます。
カルシウムや亜鉛は単体のサプリメントは取り過ぎないように気を付けることが大切です。
ミネラルはバランスが最も大切―少なすぎても、多すぎてもダメ
ミネラルは相互作用しながら酵素反応を助けているので、量より、そして、欠乏と同じくらいバランスが大切です。
ミネラルはホメオスタシス機構のによりバランスが保たれています。
(※ホメオスタシスとは、恒常性とも呼ばれ、体内環境を一定に保とうとする性質のこと)
一つのミネラルを取り過ぎると,他のミネラルの吸収が悪くなったり,悪い影響を与えたりすることがあります。
亜鉛やマグネシウムのすごさがテレビで放映されると、亜鉛やマグネシウムを集中して摂る人が増える傾向にありますが、たくさんとればよいというものではなく、ミネラルはバランスよく摂ることが最も大切です。
ミネラルの相互作用
ミネラルはミネラル同士で相互作用し合って働いています。
カルシウムとリン
リンの方が過剰になるとカルシウムが吸収されにくくなったり,リンとカルシウムが結合して血管の壁に結晶が沈着する石灰化が起こります。石灰化により血管が狭くなったり,硬くなったりして,動脈硬化の原因となり,脳卒中,心筋梗塞や循環障害などを引き起こすことがあります。
カルシウムとマグネシウム
カルシウムが骨のために良いと言ってカルシウムを取り過ぎると、体はカルシウムとマグネシウムのバランスを保とうとして(ホメオスタシス)、骨の中にあるマグネシウムを放出して体外に排出してしまいます。その結果、マグネシウム不足となります。
マグネシウムが不足すると、マグネシウムの働きを必要とする300もの酵素の働きが悪くなるので体の不調をきたすことがあります。カルシウムとマグネシウムのバランスは大変重要で,カルシウム:マグネシウムは2:1が理想です。
マグネシウムの働きや役割について詳しくはこちらを参照してください。
亜鉛と銅
亜鉛をたくさん取り過ぎると,亜鉛は銅の吸収を妨げるので銅が不足する可能性があります。
マンガンとカルシウム・鉄
マンガンはカルシウムや鉄の摂取量が多すぎると吸収率が悪くなるので,カルシウムや鉄のサプリメント等を取っているとマンガンの吸収が悪くなり,マンガン不足になる可能性があるので注意が必要です。
亜鉛とカルシウム
亜鉛はカルシウム,カフェイン,タンニンとの相性が悪く,これらは亜鉛を体外に排出させやすくします。
モリブデンと鉄と銅
モリブデンは,体内の組織に酸素を運ぶヘモグロビンを作る鉄が不足すると,肝臓に蓄えられている鉄が利用されますが,このとき効率よく鉄を利用できるように助けます。
体内の銅の排泄にも関わっていますが,銅が不足すると貧血の原因になるので,モリブデン,鉄,銅をバランスよく取る必要があります。
カリウムとナトリウム
相互に働く組み合わせとしてカリウムとナトリウムがあります。
ナトリウムの多くは細胞の外に存在し,細胞内液に多く存在するカリウムとともに働いて,細胞内外の浸透圧やミネラルバランスを調整したりします。
バランスの良い食事が大切
このように,ミネラルはバランスが大切だということを考えても,昔から言われている,バランスよく食事をしましょうと言われるのには意味があります。
例えば、カルシウムとリンの割合を保つためには、インスタント食品やスナック菓子などに多く含まれるリンを抑えて、不足しがちなカルシウムのバランスを保つには、インスタント食品やスナック菓子を減らして、小魚などのカルシウムを積極的に摂る必要がありますし、亜鉛と銅はどちらも牡蠣やナッツ類に含まれていて、通常の食事をしていると銅不足になることはありませんが、亜鉛のサプリメントを摂り過ぎると亜鉛と銅のバランスが崩れる可能性があります。
ミネラルの吸収・排出をサポートしてミネラルバランスを整えるフルボ酸
フルボ酸植物ミネラルは、70種類のミネラルがイオン化されて含まれているので吸収が良く、キレート作用により、不要なミネラルが排出されるので、ミネラル不足を補い、ミネラルバランスを保つ救世主になってくれます。
フルボ酸植物ミネラルについて詳しくは「フルボ酸(植物性ミネラル)とは?その働き・効果は?」をご覧ください。
関連情報
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